「2段のブロックで囲む」「扉を付ける」「中に明かりを置く」の3つの要素を満たすと部屋として認識され、空き部屋が作られます。
この空き部屋に対して所定の設置物を設置することによって施設となります。
施設には特別な効果が無いものも一部ありますが、大抵の施設には特別な効果が存在し、冒険する上で有利な恩恵を得ることが出来ます。
また、部屋にはモンスターが入ってきませんので、危険なエリアに対して部屋を作ることで安全地帯を作るのも一つです。
施設の条件を複数同時に満たした場合には、スコアの高い部屋となります。
例えば「ベッド6個、女性の肖像画、宿屋のカベかけ、カベかけしょくだい」を設置した場合はホテルあらくれではなく、スコアが高いベッドホテルとなります。
部屋を作る上で注意するべき点を以下にまとめます。
まず、部屋として認められる大きさは床面積にして最大100ブロックまでとなります。
ここでいう床面積とは部屋として有効な床面積のことを指しますのでブロックを2段積んでカベにした箇所は床面積としてカウントされません。
一方で、床に穴が開いていたとしてもその部分がカベになっていない場合は床面積としてカウントされます。
床面積の数え方の例 |
次に部屋として有効に認識されるのは、扉のある地点を基準点としてスコアの加点範囲の床ブロック1段とカベブロック2段を含めた計3段となります。
このスコア加点範囲を超えた位置に設置された家具等は部屋にあるものとはみなされません。また、アイテム自体の認識される位置は1段目にあたります。
例えばタペストリーなどのように2段に渡った大きさを持つ場合においてはカベの上段2段目以内に収まっていれば有効に認識されますが、カベの上段3段目の場合は認識されません。
水飲み場などをはじめとする水については扉が水没しても構わないというケースや段差を作って水をせき止める、というケースを除けば水は扉より1段低い場所に設置しなければ認識されません。
第1章のチャレンジでメルキドガーデンを作る時はこのことを意識して部屋を作ることが大切です。本作では水や温泉の高さは変えられないので有効に部屋に水や温泉を使いたい場合には部屋の扉は最下層から3段目までに設置する必要があります。
施設の効果は同類の効果は複数個重複しません。
例えば、わらの寝室(住民のHP+10%)とベッドの寝室(住民のHP+15%)を両方作った場合は効果の高いHP+15%が優先されます。
唯一効果が重複するのは「住民がアイテムを収納箱に入れてくれる」のみであり、これは部屋ごとに判定が出ますので施設ごとに異なったアイテムが入手出来ます。
なお、住民の武器が強くなる、と住民がまほうの武器を使う、では住民がまほうの武器を使う、が優先されます。