世界は選ばれし乙女たちの存在で回っている。
世界の運行を司る九柱の宝石ラピス。
神の力が宿りしこの石は、
選ばれし乙女たちによって支えられている。
乙女たちは、『詩(うた)』を歌いラピスに魔力を注ぐ事で
世界は魔力で満たされ、人々の安寧は辛うじて保たれていた。
浮遊するオアシス[フローティア]に住む若き調響師の青年[シード]は、
師匠のホグウッドのお供で皇王ブリジッタが治める国アールアージュ皇国に来ていた。
今日は年に一度開催される、皇王の式典。式典の裏で暗躍する、怪しげな集団[アマデウス]。
その集団による計画を耳にした所からシードの人生は大きく変わりはじめる。