「お願い目を覚まして。私には、あなたが破滅に向かって突き進んでいるようにしか見えないの」
性別:女 / 年齢:25歳 / 職業:S県警C村分署 特殊警ら課 巡査
嫌味のないさっぱりとした性格で人当たりは良く、行動的。使命感が強く、人の前では弱音を吐くことはない。
実は臆病な面もあるが、普段は表に出さない。“嘘”や“演技”が上手く、心理戦を得意とする。
「君達にとってはそうだ。だが私にとっては意趣が異なる。――都市伝説が具現化したプロセスを知りたいのだ」
性別:男 / 年齢:36歳 / 職業:民俗学者(殺人容疑で公判中)
民俗学、主に都市伝説の研究していた元大学教授。殺人の容疑がかかっており東京拘置所在住。
公判中、ある村で起きた事件について「有力な情報をもっている。」、と告白。
この事件に関して主人公たち警察に対し、協力、助言をすることになる。
「現場の俺たちも同じように騙し通せると思うなよ」
性別:男 / 年齢:28歳 / 職業:C村分署 特殊警ら課 巡査部長
紗希の先輩にあたるが、勤労意欲は低く、言葉遣いも乱暴で警察官らしくはない。
だが、身体能力は高く、いざというときに頼りになる男。
「北條クン、落ち着いて。君は確かに正論を言っている。だが、時には譲歩しないと物事は進展しないよ」
性別:男 / 年齢:52歳 / 職業:C村分署 特殊警ら課 警部
温和な性格で、部下に対しても丁寧な口調で話す。刑事歴が長く、他部署との折り合いをつけられるのも、彼の力があってのこと。
部下に経験を積ませるためと、実働捜査にはあまり参加しない。
「鑑識を舐めてもらっちゃ困るわよ。私たちは徹底的に突き詰めるの」
性別:女 / 年齢:25歳 / 職業:S県警鑑識課現場鑑識第一係・現場鑑識担当
警察学校では紗希と同期組だったが、抜群の成績で着任している。自分の目で見た物しか信じない現実主義者で、頭も固い。
何事にも臆せず、新人とは思えない雰囲気を持っている。
「ふうん……案外、警察も無能なんだ。時々テレビでやってる特番じゃ、優秀だと喧伝するけど、あれは政府とテレビの捏造なんだ?」
性別:男 / 年齢:34歳 / 職業:無職
C村で権力のある地主の息子。人付き合いは不得意で、日中はだいたい部屋にこもって趣味のネットに興じている。
欲しい物は、どんな手を使ってでも手に入れようとする危ない性格。
「それに、もう知ってる事は全部離しましたよ。だから役に立てるかどうか分からないんですが・・・」
性別:女 / 年齢:22歳 / 職業:女子大生
C村で起こった殺人事件の被害者と交友関係を持っている。恋人ではないと否定するが、
真偽は明らかではない。
田舎で暮らしているわりには垢抜けていて、会話上手な一面もある。
「でも、私が話せるのは、聞きかじり程度のことなんですが……それでもいいですか?」
性別:女 / 年齢:19歳 / 職業:専門学生
殺人事件が発生したC村の介護福祉施設で研修を行っている学生。劣悪な条件の職場だが、介護福祉士の資格取得のために我慢して勤務している。
幼い顔立ちをしているが、在籍しているスタッフの中では、しっかりした性格の持ち主。
「話……聞かせてもらっちゃってもいいですかね? もちろん、お名前は出しませんから」
性別:男 / 年齢:36歳 / 職業:記者兼カメラマン
三流誌とフリーランス契約を交わしており、厚顔無恥でスクープのためならどこにでも現れる付き合いにくい男。
C村で起こった殺人事件にも興味を示しているようで、情報を得るために主人公・紗希に近づいてくる。
「頭の中も仕事のことで手いっぱいなんだ。用があるなら手短にしてくれ」
性別:男 / 年齢:39歳 / 職業:酒蔵“砂堀酒造”の大将
仕事にプライドを持つ職人肌な男。しかし、酒蔵の経営は苦しく家計は火の車。それでも妻と9歳になる息子を養っていこうと必死に働いている。
主人公が所属する特ラ課の風守とは馬が合わないようで、ケンカになることもしばしば。
「本当にすいません、うちの主人がご迷惑をおかけして……」
性別:女 / 年齢:31歳 / 職業:酒蔵“砂堀酒造”の女将
おっとりした性格で、夫の将春を立てるよき妻。夫の言うことには逆らわず、騒動を起こしたときは火消し役にもなっている。
日々酒蔵の仕事に追われていて、あまり息子を構ってあげられていない。
「うん。だから居留守。帰って…。」
性別:男 / 年齢:9歳 / 職業:小学生
引っ込み思案で人見知りが激しい砂堀家の長男。小学生だが、市街地の学校に馴染めずに休みがち。
友だちもおらず、家で留守番をしていることが多い。携帯型のゲーム機をいつも持ち歩いていて、没頭すると周りが見えなくなる。
「ひとまず質問だけでも聞いてみようかい。」
性別:女 / 年齢:78歳 / 職業:無職
C村の介護施設に住んでいる、少し認知症の気がある老婆。目を離すと村の中を徘徊する。